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Kodak Cine Ektar-U 25mmf1.4

Lens Data

Lens Unit

Lens Photo

N.A.

Lens Impression

ボディ外観はいかにもエクターらしいギザギザが付いた2重のリングが特徴です。ガラス部分はかなり前面からはかなり深い部分にあり、ボディ全部がそのままフードの役割も果たしているかの形状です。この深さですとフィルターなしでも問題なさそうに思えます。
描写は、派手な収差はあまり見られません。背景のボケを含めてかなりきりっとしたものですが、近接で撮影すると周辺に少しコマ収差が目立つようです。また、やや線は太目で、色合いも肌の色など少し派手目にでるようです。


Photos with Cine Ektar 25mm f1.4

2009
Portbello Market
(ポートベロー・マーケット)

有名な英国最大のストリートマーケット、ポートベローの冬の様子です。もちろん人手は春〜夏の時期に比べるべくもありませんが、それでも多くの人がしっかりとした防寒具に身を包んでショッピングをしていました。
このレンズはG1では周辺が欠け、円形像に近くなりますので、作例は全てトリミングしてありますが、G1の使いやすさと相まって、比較的すっきりとしたスナップ画像が得られました。室内で撮影したものは開放ですので、周辺の収差がでていますね。屋外のものは4-5.6に絞っていましたので、あまり画像の乱れは多くないようです。
開放でじっくり撮るととても楽しめそうなレンズです。


2009
Around Piccadilly Circus
(ピカデリー・サーカス周辺)

夕方から夜にかけての撮影ですが、いずれもこのレンズの特徴であるしっかりした線とやや派手目な色合いが出ています。最後の1枚に周辺のコマ収差などが見られます。
ロンドンの冬はとにかく暗く、曇っていて、この地がうつ病の研究が盛んな訳が良くわかります。特にクリスマスが終わってからイースターまでが最悪で、この3-4ヶ月間は余裕のある人はドバイとかに出かけますが、通常はみんなじっと我慢です。